2012年11月1日木曜日

洗剤 おむつ おしりふき


あっという間に11月。

空模様も秋の流れるような雲から、すっきりとした初冬の空に変わってきた。

10月の半分以上は暗室にこもり、ここ一年で自分が撮り貯めてきた写真を焼いていたの

で季節の変わり目を視界で感じることができなかった。

プリントは一気に焼こうとしてもそう簡単には質の高いものは生み出せないことを身を

以てわかったので、これからコツコツ腕を磨いていきます。

ただ、今までの写真をひとつの形としてまとめあげることだけはやらなければ。

あまりに外へ出ていないので食料、生活品などが底をついてきて今日はいい加減に買い出しへ。

何日もこもると出掛けるのがうれしくなる。

たまにはシャッターも切らないと気も滅入ってくるしちょうどいい。

帰ったらフィルムの現像、そして明日はプリント。

当分はこの生活のルーティーンが続きそうだ。

2012年10月29日月曜日

one step beyond


土曜日に相模原に行ってきた。

フォトシティ相模原という賞の受賞作品展とニコンが運営するポートフォリオレビューのため。

新宿にあるニコンサロンでは35歳以下の新人写真家が作品を発表できる場としてギャラ

リーを設けている。

ポートフォリオレビューではプロの写真家の方に作品を批評してもらい、いい作品なら

ニコンのギャラリーで展示も可能になる。

自分は見学だけという形で参加してきた。

今回の審査の方が北島敬三さんだったのだが、写真の選び方が見事すぎて驚いた。

まとまりの無い何十枚もの写真からあっという間に選んで、見やすいものにしていた。

基本的に写真は「撮る、選ぶ、プリント」の大きな三つの行程の後、作品として完成する

と自分は思っている。

今の世の中は一億総フォトグラファーと言われるくらい誰でも写真を撮る。

でも、その次の「選ぶ」という作業が実はすごく難しいうえににとても大事なことだ。

それで作品の印象と内容が決まってくるから。

写真集や簡単なzineなどを作ったことがあるひとならその大事さを身を以て知っているはず。

自分は今まで撮る作業を10としたときに、選ぶは5の力も使っていなかった気がして

いたが、今回の北島さんの選び方を見てから考えを改めようと思った。

極端な話しではあるかもしれないが撮るを8、選ぶを10にしたほうが今よりいいものが作

れるような気さえした。

北島さんは会う前までは何となく怖そうなイメージだったけど、実際はすごい熱い写真家

だった。

一人ひとりの作品に対して真っ向から向かっていく姿勢で、みんなにいい写真を撮ってほ

しいというのが伝わってきた。

ほんとは撮るも選ぶもプリントも10以上の力をだすぐらい熱くならなければと教えられました。

2012年10月14日日曜日

be good

ここ数日のあいだは風邪で寝込んでいた。

原因は季節の変わり目とちょっと張り切りすぎていたこと。

食事をすると眠くなるからと一日一食にしたり、睡眠時間を減らしてみたり。

慌てて写真を作ろうとするもんだからバチがあたった。

自分が満足しないものをひとに見せてはいけない。

前からわかっていたはずなのに、金銭や名声を得たいという欲や重圧が増えるとそういう

ことを忘れがち。

なんて偉そうなこと言える立場の人間でもないので、体調も復活したところでひよっこの

自分はまたがむしゃらにいきたいと思います。

もちろん、大事なことは忘れずに。

2012年9月18日火曜日

雑念


元来、自分は感情を言葉で人に伝えるのが上手ではない。

東北というところの生まれなので、「言い訳は見苦しい、余計なことを言わずに人には馬

鹿にされてもいいからやるべきことを黙々とやれ」と教えられてきた。

岩手の宮沢賢治「雨ニモマケズ」の通りに生きている人間が美徳とされる土地柄だ。

自分が20台の前半を過ごしたアメリカは全く持って逆の世界だったし、今の日本に求めら

れているのも自分の主張をはっきり口にする人間だ。

まあ、性格というものは簡単には変わらない。

世渡りがほんとうに下手な人間だと自分でもつくづく思う。

今まであまいことばかりやってきたツケが回ってきたし一心不乱にやらないと。

見せかけの安心を欲しがる人間もたくさんいるから。

2012年9月15日土曜日

秋の粧い


ようやく木の葉っぱも色づきはじめた。

蝉の声より鈴虫やコオロギの鳴き声が多くなってきた。

まだ暑いけど、秋の雰囲気はしてきた様子。

今日から3連休。

山のコテージに泊まってキャンプをしたかったけど、今から予約しても空いてるはずも無

い。

最低でも3ヶ月くらい前には予約しなくちゃいけないし、なにより田舎育ちの人間にとって

キャンプで一泊して都会の一泊かそれ以上の料金を取られるのがどうも腑に落ちない。

自分の田舎だと市がテントを一日500円くらいで貸してくれて、

あとは大工の息子は木材の廃材やおがくず、 ほかの家の子はバーベキューセットや食材を

持ち寄ったりで安くできるので小学生のころから子供達で楽しんでた。

今思えば学校もそんなにうるさくなく、親も最後の火の始末を見て帰るくらいで子供達だ

けで泊まらせてくれたのはいい時代だったのかもしれない。

もちろんテントは川の近くに張るので、川遊びして魚を捕って焼くのも楽しみだった。

自分の卒業した小学校では川遊びを全面禁止してしまったらしい。

せっかくの大自然があるのにもったいないし、子供達がかわいそうだ。

自分が当たり前の様に経験したことを娘にさせてあげたい。

都会と田舎の裕福。このバランスをうまくとって生活できたら最高だけれど。

2012年9月13日木曜日

一段落


やっと引っ越しや暗室関係の設備もすべて整い、思考回路が写真モードになってきた。

暑さも幾分か和らいできてるから外で写真を撮るにしても苦ではない。

先週、はじめて暗室でプリントした。

この日の気温は35℃くらい。

風呂場に暗幕を張って光を遮断しているので、外からの風が入ってこない。

備え付けのファンが外に空気を排出するだけのほぼサウナ状態。 

これが原因で夏の疲れからくる風邪をこじらせ、せっかく暗室作業は当分お預けになっ

た。

はやく涼しい秋になるといいな。

2012年8月30日木曜日

再始動


引っ越しが思ったより手間が掛かり、秋田に帰省していたのもあってバタバタ。


ようやくのブログ更新。

昨日は引き伸ばし機を買いに月島へ。

残念ながらお目当てのものには出会えず。

なんだかんだ都内に出るのは1時間以上かかるので、そのままトンボ帰りは絶対にしない。

いつも都内に行くときは用事をまとめてから行くことにしている。

しかし、この日はもう一つの引き伸ばし機を扱ってる店が定休日だと知らず出掛けてし

まった。

月島を出るのがまだお昼ぐらいだったので、そのまま恵比寿の東京都写真美術館へ。

鋤田正義の「SOUND&VISION」と田村彰英の「夢の光」を観てきた。

鋤田正義のは主にDavid Bowie等のミュージシャンのポートレイトと映画のスティール。

田村彰英は記録としての媒体という意味合いが強く感じられる写真。

2人とも写しているものは対象的だが、

どちらもその時代に、写真で新しいことをしようとしていたのは共通していた。

怖がらずに一歩踏み出さなきゃ何も始らないよと言われた感じがした。