2012年9月18日火曜日

雑念


元来、自分は感情を言葉で人に伝えるのが上手ではない。

東北というところの生まれなので、「言い訳は見苦しい、余計なことを言わずに人には馬

鹿にされてもいいからやるべきことを黙々とやれ」と教えられてきた。

岩手の宮沢賢治「雨ニモマケズ」の通りに生きている人間が美徳とされる土地柄だ。

自分が20台の前半を過ごしたアメリカは全く持って逆の世界だったし、今の日本に求めら

れているのも自分の主張をはっきり口にする人間だ。

まあ、性格というものは簡単には変わらない。

世渡りがほんとうに下手な人間だと自分でもつくづく思う。

今まであまいことばかりやってきたツケが回ってきたし一心不乱にやらないと。

見せかけの安心を欲しがる人間もたくさんいるから。

2012年9月15日土曜日

秋の粧い


ようやく木の葉っぱも色づきはじめた。

蝉の声より鈴虫やコオロギの鳴き声が多くなってきた。

まだ暑いけど、秋の雰囲気はしてきた様子。

今日から3連休。

山のコテージに泊まってキャンプをしたかったけど、今から予約しても空いてるはずも無

い。

最低でも3ヶ月くらい前には予約しなくちゃいけないし、なにより田舎育ちの人間にとって

キャンプで一泊して都会の一泊かそれ以上の料金を取られるのがどうも腑に落ちない。

自分の田舎だと市がテントを一日500円くらいで貸してくれて、

あとは大工の息子は木材の廃材やおがくず、 ほかの家の子はバーベキューセットや食材を

持ち寄ったりで安くできるので小学生のころから子供達で楽しんでた。

今思えば学校もそんなにうるさくなく、親も最後の火の始末を見て帰るくらいで子供達だ

けで泊まらせてくれたのはいい時代だったのかもしれない。

もちろんテントは川の近くに張るので、川遊びして魚を捕って焼くのも楽しみだった。

自分の卒業した小学校では川遊びを全面禁止してしまったらしい。

せっかくの大自然があるのにもったいないし、子供達がかわいそうだ。

自分が当たり前の様に経験したことを娘にさせてあげたい。

都会と田舎の裕福。このバランスをうまくとって生活できたら最高だけれど。

2012年9月13日木曜日

一段落


やっと引っ越しや暗室関係の設備もすべて整い、思考回路が写真モードになってきた。

暑さも幾分か和らいできてるから外で写真を撮るにしても苦ではない。

先週、はじめて暗室でプリントした。

この日の気温は35℃くらい。

風呂場に暗幕を張って光を遮断しているので、外からの風が入ってこない。

備え付けのファンが外に空気を排出するだけのほぼサウナ状態。 

これが原因で夏の疲れからくる風邪をこじらせ、せっかく暗室作業は当分お預けになっ

た。

はやく涼しい秋になるといいな。