2012年2月29日水曜日

何者であるか







昨日は銀座へ行ってきた。
同じ東京でも自分の家からだと1時間以上かかるので、そう頻繁には足を運ばない。
今回はちょっと用事があったのと、Elliott Erwittの写真展を見たかったからだ。

CHANEL銀座店の4Fで開催されていて、
小市民の自分はなんとなく行きづらい感じだったが、行ってみて正解だった。
 Eewittの写真はパリのストリートスナップで、色んな時代のパリがあったけど、
自分が生まれる前の1960〜70年代の写真がとても好きだ。

アンリ・カルティエの様な完璧なフレーミングとはまた違う、
もちろん構図もすごく上手だけど、もっとユーモアのある写真という印象だった。
いずれにしても2人ともすごく好きな写真家に違いない。

展示の出口の脇に彼のドキュメンタリー風のインタビュー映像が流れていた。
彼は犬が好きらしくて、写真を撮るときは犬のマネをして吠えながら写真を撮るそうで、
国によって吠え方も変えるらしい。
カメラのアングルもそうだが、彼自身の態度も犬の目線に立って撮られていた。
彼はユーモアのセンスがよく、それが写真にそのまま表れている。

誰かが昔に「つまりはその人が何者であるか」と言っていたのを思い出した。
何かを表現することはそれが顕著にでてくる。
いろいろ気にしても仕方ない、もっと広い眼を持とうと思った。

2012年2月17日金曜日

寒すぎる

そろそろ冬も終わってほしい。

暖かくなれば花粉も飛び始めるけど、寒いのもいい加減もう嫌だ。

先月に新しく購入したカメラの調子が悪く、シャッターがどうも良くない。

古いカメラだから、寒くなるとシャッターに異常がでることもあるらしいけど、

東京の気温くらいでメカが動かなくなることはあまり考えられない。

だいたいー15℃からそういう症状がでてくるそうだ。

買ったカメラ屋さんに持っていって、修理してもらうことに。

2週間程かかるそうなので、その間どうしよう?

そんなにたくさんカメラを持ってるほうでは無いけど、

昔に使っていたのを引っぱりだすいい機会かもしれない。

フィルムはいっぱいあるし、もうちょっと肩の力を抜いた感じでいこうかな。

いつもは真剣ぶってて撮れないから。

2012年2月8日水曜日

なんだか雨模様

なんだかここ2日間の天気予報がみごとに当たらない。

昨日は暖かくなるとのことだったので、昼近くになって気温が上がった頃にフィルムを現像しようとしたけど、一向に寒いままでの水仕事。

真冬の現像は温度調整も面倒だ。

今日は寒いけど天気が良さそうという予報。

朝から曇っていたけど、きっとこれから晴れるんだろうと思い、

洗濯をしてからカメラを持ってぶらりと日野方面へ。

日が出たり隠れたりはっきりしない。

夕方にはちょっとパラパラきたので撮影終了。

風がちょっと強くて洗濯物も家の中に干しててよかった。

やっぱ、太陽出ないと気分は上がらないな。

2012年2月3日金曜日

before AM 9:00

冬の朝の光がとても好きだ。


冷たくて、混じりっけの無い澄んだ空気のなかに、柔らかい光が入ってくる感じ。

小さい頃からこの情景が好きだった。

生まれ育ったところは冬になると雪だらけ。たとえ降らなくても雲っていて、太陽が出るのが稀なぐらい。

今は朝起きてカーテンを開けると、毎日のようにこの光が見られる。
 
子供を保育園に連れて行きながら、寒い空気を肌で感じる。

その帰りにシャッターを切ってみる。

冬の一番いい時間だ。